全受験生へ、センター試験に向けた援護射撃

いよいよこの季節がやって来た。

 

 

 

 

大学入試センター試験

 

 

 

 

君たちは今、どんな気持ちでいるだろうか。ある者は湧き上がる不安と自信が共存し、またある者は緊張が高まり、またある者はワクワク感と共に武者震いをしているだろう。

 

 

 

センター試験は、大学入試という、18,19歳の「戦士」たちにとって、戦いの火蓋が切って落とされる、大事な試験だ。だからこそ、伝えたいことがある。

 

 

 

 

 

まず、1つ目。

 

 

 

「本番で、最高のパフォーマンスを発揮する自分をイメージすること。」

 

 

 

 

本番でいかに力を発揮できるかは、ある程度メンタルゲーみたいな側面がある。一教科目の国語から、過去問通り、いつもの自分でスラスラと問題を解答出来ている姿。そして最後のマークを埋め、ゆっくりと鉛筆を置き、見直しに入っている姿。

 

 

「よし、大丈夫。」

 

 

そう自分に言い聞かせられている姿。

 

 

ここからの1週間は、すべてを、できるだけ克明にイメージして欲しい。想像は思考となり、思考は行動となり、行動は現実と化す。

 

 

 

 

 

次に、2つ目。

 

 

 

 

 

「不測の事態に備えよ。」

 

 

 

 

 

これは1つ目にも関係してくる話だが、本番では思わぬハプニングが起こる可能性がある。実際に僕自身や、周りが経験したハプニングを例に挙げていくので、参考にして欲しい。

 

・予想より感触が悪い教科があった

→ 友達と答え合わせをしないこと。不安が募るばかりで、雪だるま式に崩れる可能性がある。問題をカバンの奥にしまい、ゆっくりと深呼吸を3回しよう。そして、次の教科に費やしてきた努力を思い出す。使った参考書、勉強した場所、成績が上がった時の喜び。なんでもいい。気持ちを切り替えることに休憩時間を使え。

 

 

・お腹を下した、もしくは調子が悪い

→事前に常備薬として「ビオフェルミン」や「正露丸」あたりを用意し、カバンにいれておこう。また、万が一の時のために、ポケットには水なしで飲める下痢止めを忍ばせておこう。薬をサッと飲んだくらいで、退室になったりはしない。

 

※今日からは規則正しい食事と睡眠を心がける

 

 

・リスニングの音漏れ

→実際に僕が経験した。隣の受験生の音が漏れてくる場合がある。音量は大きめに設定する。万が一音漏れに気づいたら、自分の音量をMAXにしてもいい。また、リスニングの練習で、イヤホンを使って大きめの音で練習するのもありだと思う。リスニング中は試験監督に音漏れを告げられないということを念頭に置いておくべし。(一時停止不可のため)

 

 

 

 

 

 

 

最後に、3つ目。

 

 

 

 

 

「自分の努力を、誰よりも自分が信じること。」

 

 

 

 

 

ここまで長かったという人、あっという間だったという人、十人十色だと思う。

 

 

しかし、あの暑い夏、捲りあげたシャツを濡らし、その腕にはペンを持って戦う君の姿があったはずだ。日は短くなり、街路樹の葉も色付き始めた秋、結果がなかなか実を結ばなくとも、そこには君を叱咤激励してくれる戦友と、粘り強く机に向かう君がいたはずだ。そして、街ゆく人々が白い吐息と共に足早に歩いていく冬、家族が寝静まった後も、ひとり、リビングに残って単語帳や一問一答を開き、見えない努力を重ねた君がいたはずだ。

 

 

 

君自身の努力を、その痕跡を、誰よりも一番知っているのは、紛れもない。君だ。

 

 

 

誰がなんと言おうと、精一杯戦ってきた。もうボロボロかもしれない。でも今、ようやく人生を切り開く時が来た。全力でぶつかって来て欲しい。失敗しても、死ぬわけじゃない。何も恐れる必要は無い。ただひたすら、自分の答えを、努力の証を、淡々と解答用紙に刻むだけだ。

 

 

 

 

 

 

最後に、現在学研プライムにて日本史講師をされている、野島博之先生のブログを紹介して結びとします。詳しいセンター試験に向けた心構えがここに詰まっています。是非、一読してみてください。

 

 

https://ameblo.jp/nojimagurasan/

 

 

 

 

 

 

 

 

すべての受験生に、幸あれ。