2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

もれなく春Spring

春が開放感と虚無感を伴うのはなぜか。期待と不安も運んでくるのはなぜか。そもそもどうしてこの世は二項対立で形成されているのか。なぜ桜は人々が待ち望んだタイミングで咲いて、もう少し待ってよという短さで葉桜になるのか。冬と春の境界線はどこに引く…

なぜ来賓挨拶は長いのか

卒業式と入学式に必ずついてまわるのが、来賓挨拶だ。だいたいの場合において、白髪のおじさんが出てきて長々と喋る、あれだ。 僕は小学校の頃から来賓挨拶が好きじゃなくて、いつもどうやってあの時間を潰すか、そればっかり考えて式に臨んでいた。中高に至…

脱クズ学生の方法を真面目に考えてみた

僕は、自他ともに認めるダメな人だ。寝坊するのは日常茶飯事だし、昼夜は逆転するし、おかげさまで年間で10単位を落とした。 「お前が大学いるの珍しいな」 「えっ授業来たの!?なんかあった?」 ただ大学に行っただけでレアキャラ扱いされるんだから、いいポジ…

8回目の3.11に思うこと

今日は3月11日だ。震災から数えて8回目。昨晩から降っていた雨は、14:46が近づくとピタッと止んでいた。あの日と同じような曇天模様だな、とふと思う。 テレビをつける。”あの日を忘れない”みたいなテーマで、「今年も」報道特集が組まれている。 毎年毎年ご丁…

考える前に動く

大学生にとって、めちゃめちゃ大切なことのひとつに「フットワークの軽さ」があると思う。入学したての頃とかは、どのくらい出費すると食べていけなくなるか未知数だったから、だいぶフットワークが重かった。 反対に後期の僕は、傍から見たら気が狂ったとも取…

大学受験必要論

今年も、入試シーズンが終わりに差し掛かっている。花粉の飛来は、同時に笑顔と涙も運んでくるのだ。母校の職員室前に掲示された、合格者の名前を掲げた木札も、そろそろ一掃されて新しくなる頃だろう。 僕は受験をひと段落させた後輩たちに、決まって問いか…

大学2年次の目標

教習所通いは暇すぎるし、花粉で目は四六時中痒いし、金髪に人権はないし、東京に帰りたいので大学2年次の目標をつらつらと決めた。 1.一日一枚、写真を撮る 2.春夏秋冬、綺麗な場所で綺麗な人を撮る 3.人の笑顔を撮る 4.東京を撮る 5.山手線全駅で写真を撮…

人間天涯孤独論

僕は哲学科じゃないし、哲学の本をまともに読んだ経験もない。それでも人間天涯孤独論を唱えたいと思う。 僕には私には、友達がいるよ!ってみんな反論するだろう。でも考えてみてほしい。かつて仲良かった友達と、いまも連絡を取っているか。小学校の頃の親…

僕は読書が苦手だ。

僕は小説が読めない。読めないというか、苦手。 ちょっと堅めの本とか自己啓発本と比べて、圧倒的に活字を追うスピードが落ちる。なんでかなって自分なりに考えたんだけど、たぶんこれは受験の弊害。 高校生の頃、小説は「現代文」という教科の1つのジャンルだ…

初春

3月になった。はい拍手。昨日、一日中降っていた、2月の終わりを告げる雨は止んでいた。ベランダに出ると、春らしい甘ったるい暖かさに包まれた。そうか、もう3月だ。 新元号の発表も、大学2年へのカウントダウンも刻々と近づいている。今そんなことはどうで…