Man Thinks About Apart from ...
「はい、人類を2つに分けて下さい」
こんな問いに対し、1番多い回答は「男と女」だろう。現代社会においてもこれは変わりなさそうだ。だって仕方ない。アダムとイブが神によって世界に生み出された瞬間からそうなっていたから。
そういえばsumikaもbacknumberもクリープハイプも歌ってた。
男は最初になりたがり、女は最後になりたがる。
(引用・sumika / lovers)
私があなたに優しくするのは、嫌われるのが怖いだけ
(引用・backnumber / stay with me)
「えっそんなつもりじゃなかったなかったんだけどとか今更言われても困るよ」とか今更言われても困るよ
(引用・クリープハイプ / ラブホテル)
そう、バンドを語りたいんじゃなかった。男女の相互理解だった。僕は男としてこの世に生まれてきたから、周りの男が考えてることは察しがついたりする。電車に乗ったら綺麗な人がいてラッキーとか、お酒でイキりたいとか、カッコよく見られたいとか、早く家帰ってAV観たいとか。
きっと不快に思ってブラウザバックしようとした人も多いだろう。でもたぶん本当にこんな感じ。ガキで低俗で、成人を目前に控えた今でも、ピストルとかガンダムとか見るとときめいちゃう。脳ミソの中は基本的に単一色で染め上げられている。
海外の論文に、面白いものがあったな。タイトルは、
「What Every Man Thinks About Apart from Sex」
この論文には、出典と参考文献以外なにも書かれていない。
「 Nothing. 」
つまり、それが答えだというのが結論だ。論文なのに文字がないのは衝撃的というか、素直にめっちゃ面白い。
こんな論文が存在する以上、男女の相互理解が可能か否かなんてほぼ答えが出たようなもんだ。間違いない。
「Impossible」
仕方ない。恨むなら神を恨もう。だって、「男性がセックス以外に考えてること」 の答えが 「何もない」 なんだから。
諦念の域に達するのがきっと正解なのだろうけど、そうもいかない。書店に行けば恋愛テクニック本が溢れてるし、backnumberもあいみょんも人気だ。
Neverまとめを覗けば、
「女性が男性にしてもらって嬉しいこと10選!まとめてみた!」
とか銘打たれて、そんなの吉沢亮がやればいいけど我々一般ピーポーには無理だよ???ってツッコミたくなるアドバイスが並べ立てられた挙句、
「いかがでしたか?皆さんも実践してみてくださいね!」
で締められてる。
さあ、お手上げだ。イギリスのコメディアンも言ってた。
「男と女で何が違うか?」
だって仕方ない。アダムとイブが生み出された瞬間から、そうなっていたから。